ジーンズの変遷
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はい、調子のって変遷とかいう難しい言葉使ってしまいました(笑)
要するに、ジーンズがファッションアイテムとしてどのように認知されていったのかといことですね。ちょっぴりでも歴史を知るだけでそのアイテムがもっと好きになると思いますので...どうぞ!
1 労働着としての認識
まずジーンズはもともと労働着なんですよね、前回の記事でジーンズの歴史について超絶ガバガバに説明していますのでそちらを見ていただければと思います(笑)
軽く説明いたしますと、ジーンズはとても丈夫なズボンとして労働者から支持を得ていました。そのため労働者専用というイメージがついていて、一般の人が着ることはありませんでした。これが1800年代後半から1900年代前半にかけてです。
2 カウボーイの存在
まだまだ一般には普及しないジーンズのファッション化に一役買ったのがカウボーイです。まずカウボーイについてですが、アメリカでは一般的に牧場などで動物の世話をする人のことを指します。ジーンズを労働着として来ていたカウボーイは当時急上昇中だった西部劇映画に出演。多くの観客がそれを見ました。さらにデュード・ランチ(休暇を牧場で過ごす)により、牧場に来てジーンズを穿いて過ごしました。この年代が1930年代なのですが、一種の仮装・衣装(今でいうコスプレに近い)としての認識で、まだ定着はしませんでした。
3 ハリウッド映画の影響
戦後1950年代からハリウッド映画でジーンズを着用する映画俳優がでてきました。マーロン・ブランドとジェームズ・ディーンの二人しか名前は知りませんが、強烈にかっこいいですね、、
ハリウッド映画のおかげで、ジーンズは浸透しました。そしてジーンズは若者から市民権を得たのです。
4 ヒッピームーブメント
まずヒッピームーブメントとはどのような運動なのか?1960年代、アメリカの青年層の間で起こった反体制・自然賛美の運動です。ヒッピーとジーンズ何の関係あるねんと言われそうですが、これが大ありなんです。ヒッピーファッションに取り入れられたもの、それがジーンズなんです。ジーンズは自由・反抗の象徴になったのです。ジーンズ以外にも明るく鮮やかな色・ベルボトム・民族的な柄など、非西洋的なものが取り入れられました。音楽やアートの面でも、ヒッピーが取り入れられています。(ジミヘンなんかは名前だけなら聞いたことありますよね?笑)
5 パンクの始まり
ヒッピームーブメントが終わり、パンクが始まった中ジーンズはさらに浸透していきます。主にパンクバンドが引き裂いたジーンズなどを着用することで、新たなジーンズの姿を開花させたのです。(今でもダメージジーンズとかありますよね)
パンクといえばこの格好、革ジャンにデニム、、これ、とてつもなくかっこいいですね、革ジャンほしい…(笑)
6 ハイブランドにおけるジーンズ
もともと労働着であったジーンズが様々なカルチャーに揉まれ、ファッションアイテムいて定着していきました。大衆向けにはジーンズは確固たる地位を築きましたが、ハイブランドではどうなのでしょう?イヴ・サンローランは「ジーンズを私が(最初に)世の中にだすことができなかったことが残念でならない。」と残しています。1970年代から徐々にハイブランドでもジーンズを扱うようになっていきました。現在ではジーンズはどこでも目にしますよね。普遍的なデザインから、奇抜なデザインまで様々です。
7 終わりに
今回もガバガバなジーンズのファッションアイテムとしての移り変わりでした(笑)このように、ジーンズにはいろいろなカルチャーが絡んでるんですよね、だからこそジーンズは何にでも合わせれる定番になりえたのではないでしょうか?